劇場での実際の出力について考えてみましょう。 必要なアウトプットは 1、カラムスピーカーL、R 2、プロセニアムスピーカーL、R 3、返し(FB)スピーカー、L、R 4、運営 以上、3ステレオ1モノラルの7アウトが必要です。 これらをLiveのSendアウトから出力します。そしてiconeのPlayAudio12から、劇場に音声として送るわけですね。
LiveのAudio設定でPL12のアウトを設定します。 環境設定を開きます。オーディオ出力デバイスがPlayaudio12になっていることを確認します。
チャンネル設定をクリックして、つぎのページで 1、2はステレオ 3、4はステレオ 5、6はステレオ 7、8はモノラルにして下さい。 OKをクリックして終わります。
こう設定することで、Liveの中でミックスを作り、PL12から直接各スピーカーへ向けて出力することが出来るようになります。 通常の、トラックを一つのCD or MDのようにしてEXTアウトからそのトラックだけ出力する方法では、アウトのバランスはミキサー卓で取らねばなりませんが、この方法では、Liveの中ですべてが完結します。 僕はLiveのチャンネルのSendアウトにもmidiコントロールチェンジ番号を振り当てています。 これを使って各チャンネルのSendアウトのプリセットをmidiトラックに用意する事でボタンひとつで各チャンネルの出カバランスをセットする事が出来ます。 このやり方は別のページで解説します。