LiveCode スクリプトの備忘録

  1. スタンドアロンのメインスタックは保存できない
  2. データは外部ファイルに保存する

スタンドアロンのメインスタックは保存できない

 Ver7でのスタンドアロンの作成時、「Stacks」タブのMove substacks into individual stockpiles はチェックつけて、下のCreate folder for stackfilesもチェックをつけて作っていました。
 スタンドアロンのメインスタックは改変できないので、作成中のスタックが何かしらを保存しなければならない場合、サブスタックを用意して、その中のフィールドなり、カスタムプロパティなりにデータを記録して保存することが必要です。

 用意したファイルはメインとサブ一つづつと、保存のためのボタン、データを入れるフィールドなどの簡単なスタックです。これをスタンドアロンにするときの設定によってどういう結果が得られるかを検証してみます。

V7move substack チェック無しsubstackは表示されるが保存できない。
move チェック有りsubstackは表示されない
creat チェック有りsubstackは表示されない
creat にチェック有りフォルダー名[sub]つけるsubstackは表示され、保存もできる。
V9
64
move substack チェック無しsubstackは表示されるが保存できない
move チェック有りsubstackは表示され、保存できる
creat チェック有りsubstackは表示され、保存できる
creat チェック有りフォルダー名[sub]つけるsubstackは表示されない
V9
64+32
move チェック無しsubstackは表示されるが保存できない
move チェック有りsubstackは表示され、保存できる
creat チェック有りsubstackは表示され、保存できる
creat チェック有りフォルダー名[sub]つけるsubstackは表示されない

 V7でMove substacks into individual stockpiles はチェックつけて、下のCreate folder for stackfilesもチェックして、フォルダー名をつけておかないとsubstackを表示することと、保存することが出来なかったのですが、V9では、これをするとsubstackを表示することが出来なくなってしまったようです。
 それと、creat…にチェックを入れても、フォルダー名の入力をせずに空にしておくと、move…にチェックを入れただけの場合と同じになるようです。これは作成されたappの内容を調べてみればわかります。

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