ハイパーカードで作成された 伝票整理のためのスタックです。 出金伝票、入金伝票、振替伝票などの伝票を マウスを使って簡単に作成することが出来ます。 |
カラーに対応・・・
今回は、伝票の部分だけにカラーを使ってみました。伝票の形式ごとに三色の色分けにして、伝票の形式が一目で分かるようになりました。ただ、一部分だけのカラー化ですから、とってつけたような印象があるのはどうしようもありません。他のフィールドなども枠線などをきちんとカラーで書いてやればいいのですが、動作速度が遅くなる可能性が高いのでなかなかそこまで手を入れるのがためらわれます。今後、研究のうえ、少しずつやっていくつもりです。 |
伝票データの扱い方の変更
このバージョンから、伝票データの扱い方が大きく変わりました。従来は、一枚の伝票を作成すると、ハイパーカードの「伝票」バックグラウンド上にカードを一枚作成するようになっていました。伝票のデータはそれぞれそのカードに格納されていた訳です。このバージョンからは、伝票を新規に作成しても、実際にカードを作成する訳ではなく、スタックのメモリー上に変数の形で格納していて、必要に応じて伝票カードの上に表示して見せるようになっています。これによって、伝票の枚数が増えてきても、スタックの大きさが極端に大きくなっていかないようになります。スタックを終了した時にはメモリーから、「DATA」フォルダの中の「CHDATA」というファイルに書き込まれて保存されるようになっています。これはYoEDITという、テキストエディタの形式ですが、普通のテキストエディタでしたら大抵開く事が出来ます。これで万一データがおかしくなった時にも直接データの様子を見る事ができるようになりました。 |
日付の入力方法の変更
このバージョンでは、日付の入力方法が二種類から選べるようになりました。従来通り、テンキーで入力する方法と新しく用意されたカレンダーをクリックして入力する方法です。デフォルトではカレンダーでの入力がセレクトされています。初期設定のページで変更できます。お使いのMACの速さ次第ですが、カレンダーでの入力では、金額の入力までマウスから手を離さずに作業できるので、かなり快適です。特に摘要項目やその金額まで登録済みの場合は全部マウスで入力できます。 他にも、元帳の数が少し増えたり、初期設定の方法が変わったりしています。 |
こまごまとしたバグを修正してマイナーチェンジしました。特に固定資産台帳の計算方法がかわりましたので継続して使っている場合は付属のテキストをよく読んでから使って下さい。(H13.3.1) |